新訳 マクベス (角川文庫)本ダウンロード無料pdf
新訳 マクベス (角川文庫)
河合 祥一郎 / 本
新訳 マクベス (角川文庫)本ダウンロード無料pdf - 河合 祥一郎による新訳 マクベス (角川文庫)は角川グループパブリッシング (2009/1/24)によって公開されました。 これには158ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、8人の読者から4.5の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
新訳 マクベス (角川文庫) の詳細
この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、新訳 マクベス (角川文庫)の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル : 新訳 マクベス (角川文庫)
作者 : 河合 祥一郎
ISBN-104042106188
発売日2009/1/24
カテゴリー本
ファイル名 : 新訳-マクベス-角川文庫.pdf
ファイルサイズ18.67 (現在のサーバー速度は28.6 Mbpsです
新訳 マクベス (角川文庫)本ダウンロード無料pdf - 内容紹介 武勇と忠義で王の信頼厚い、将軍マクベス。しかし荒野で出合った三人の魔女の予言は、マクベスの心の底に眠っていた野心を呼び覚ます。妻にもそそのかされたマクベスはついに王を暗殺するが……。 内容(「BOOK」データベースより) 卓越した武勇と揺るぎない忠義でスコットランド王ダンカンの信頼厚い将軍マクベス。しかし荒野で出会った三人の魔女の予言はマクベスの心の底に眠っていた野心を呼びさます。夫以上に野心的な妻にもそそのかされ、マクベスは遂に自分の城で王を暗殺。その後は手に入れた王位を失うことを恐れ、憑かれたように殺戮を重ねていく…。悪に冒された精神が崩壊する様を描くシェイクスピア悲劇の傑作。リズムある名訳でおくる決定版。 商品の説明をすべて表示する
カテゴリー: 本
以下は、新訳 マクベス (角川文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
河合祥一郎の『新訳マクベス』は、リズム感のある口調の良さが光ります。たとえば、第一幕第三場。魔女全員のセリフ。運命預かるあたしたち、手に手を取って駆け巡る、海と陸とをぐるぐると、おまえ三度に、あたしも三度もひとつ三度で、九回だ。しーっ。まじないが結ばれた。日本人の耳に心地よくひびく七五調がさりげなく使われている。河合の新訳は口調がいいだけでなく訳語の選び方もいい。たとえば、第一幕第一場の魔女たちの会話。魔女1いつまた三人、会おうかね?雷、稲妻、雨の中?魔女2騒ぎが終わったそのときに戦に負けて勝ったとき。魔女3それなら日没前だろね。魔女1落ち合う場所は?魔女2あの荒れ地。魔女3そこで会うんだ、マクベスに。魔女1今行くよ、虎猫や。魔女2呼んでるよ、ヒキガエルが。魔女3あいよ!全員きれいは汚い。汚いはきれい。飛んで行こうよ、霧と穢れた空の中。ここには魔女の手下の虎猫(原文は Graymalkin)が出てくる。これを先人たちは、灰毛猫(グリマルキン)、黒猫、老いぼれ猫、お化け猫などの訳語をあててきた。字義的には灰毛猫が近いかもしれないが、老いぼれ猫やお化け猫よりは虎猫のほうがいい。本書の注によると、Graymalkin は「灰色の猫のマチルダちゃん」といった意味合い。『新訳マクベス』は、狂言師野村萬斎とのコラボ作品。口調とリズムにとことんこだわった。萬斎によると、魔女が虎猫やヒキガエルを使って悪さをさせるのは、陰陽師の使う式神(陰陽師の命令に従って変幻自在に姿を変えて不思議な術をなす鬼神)に似ているとか。それはともかく、リズム感あふれる河合祥一郎の『新訳マクベス』は、数多い類書のなかのイチオシです。
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