京都のおねだん (講談社現代新書)ダウンロード
京都のおねだん (講談社現代新書)
大野 裕之 / 本
京都のおねだん (講談社現代新書)ダウンロード - 大野 裕之による京都のおねだん (講談社現代新書)は講談社 (2017/3/15)によって公開されました。 これには228ページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、16人の読者から3.6の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
京都のおねだん (講談社現代新書) の詳細
この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、京都のおねだん (講談社現代新書)の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル : 京都のおねだん (講談社現代新書)
作者 : 大野 裕之
ISBN-104062884194
発売日2017/3/15
カテゴリー本
ファイル名 : 京都のおねだん-講談社現代新書.pdf
ファイルサイズ21.67 (現在のサーバー速度は18.2 Mbpsです
京都のおねだん (講談社現代新書)ダウンロード - 内容紹介 お地蔵さんの貸出料は3000円、発売第一号の抹茶パフェは1080円、では舞妓さんとのお茶屋遊びは? 京都では値段が前もって知らされないことも多く、往々にして不思議な「おねだん」設定に出くわす。京都を京都たらしめているゆえんともいえる、京都の 「おねだん」。それを知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。京都歴二十余年、サントリー学芸賞受賞の気鋭の研究者が解読する、京都の秘密。なぜこれがこんな高いのか、あんな安いのか、なんで無料なのか、そもそもあんなものになんでおねだんがつくのか――大学進学以来、京都住まい二十余年。往々にしてそんな局面に出くわした著者が、そんな「京都のおねだん」の秘密に迫る。そもそも「おねだん」の表示がされていない料理屋さん、おねだん「上限なし」という貸しビデオ屋、お地蔵さんに生ずる「借用料」。そして究極の謎、花街遊びにはいくらかかる?京都人が何にどれだけ支払うのかという価値基準は、もしかしたら京都を京都たらしめているゆえんかもしれない。京都の「おねだん」を知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。2015年サントリー学芸賞芸術・文学部門を受賞、気鋭のチャップリン研究者にして「京都人見習い」を自称する著者による、初エッセイ。 内容(「BOOK」データベースより) 史上初の抹茶パフェ=¥1080、お地蔵さんのお貸出=¥3000~、旦那遊びを支える土地代=公示価格の3~4倍。京都人が隠しておきたい、千年の都の「おねだん」。 商品の説明をすべて表示する
カテゴリー: 本
京都のおねだん (講談社現代新書)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
純粋の京都人には書けないエッセイでしょう。京都人は「おねだん」のことを話題にするのを無粋だと習ってきているので、本当は知りたいのにやせ我慢してお高くとまる習癖があります。本書は、そんな京都人気質も一定知りながら、京都を形成する文化の背景にある「おねだん」の価値を様々な事例を基に説明してあり、それを読むだけで京都の伺いしれない奥深さを知ることが出来る内容だと思いました。筆者の大野裕之さんは、実に豊富な知識を持っており、堅苦しくない分かりやすい文章で綴られており、このように自然体の文が綴れたらよいなあ、と思うエッセイストでした。150pに書いてありましたが、筆者は5万回切られた男として有名な福本清三さんが主演された『太秦ライムライト』の脚本とプロデューサーを務められた方でした。ラストシーンが美しく福本さんの「仕出し」人生を、哀愁をもって描いた作品です。そんな印象を映画から受けたこともあり、本書を好意的に読んだのかもしれません。書かれている事柄がどれも興味深く、京都を深く知る人もあまり知らないような薀蓄が披露されており、とても参考になりました。114pに京都の範囲が記されていました。「京都」を指し示すエリアのカテゴリーについて記述があり、「以上、はたから見ると細かい差異に思えるのだが、内部にいる人にとっては」「それぞれ大きな差異がある。」と説明してありました。個人的には対して変わらないと思いますが、類型化することで、京都をうまく捉えることでできるのでしょう。なお、200pに「お茶屋の請求書、大公開」として、『お花代』について、詳しく書かれていました。普通「花代一式」とありますので、その内訳の意味合いを知らないのが普通だと思われますが、筆者の強い思いがここに込められていました。「舞妓、芸妓、地方の3人の料金」でしたが、書かれているように紹介者のお蔭で特別料金になっているのかもしれません。野暮な試みでしょうが、他にこのようなアプローチをした人を知りませんので、それはそれで結構なことかもしれません。
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