総合商社――その「強さ」と、日本企業の「次」を探る(祥伝社新書) epubダウンロード
総合商社――その「強さ」と、日本企業の「次」を探る(祥伝社新書)
田中 隆之 / 本
総合商社――その「強さ」と、日本企業の「次」を探る(祥伝社新書) epubダウンロード - 田中 隆之による総合商社――その「強さ」と、日本企業の「次」を探る(祥伝社新書)は祥伝社 (2017/3/2)によって公開されました。 これには249ページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、10人の読者から3.5の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
総合商社――その「強さ」と、日本企業の「次」を探る(祥伝社新書) の詳細
この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、総合商社――その「強さ」と、日本企業の「次」を探る(祥伝社新書)の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル : 総合商社――その「強さ」と、日本企業の「次」を探る(祥伝社新書)
作者 : 田中 隆之
ISBN-104396114982
発売日2017/3/2
カテゴリー本
ファイルサイズ18.97 (現在のサーバー速度は27.49 Mbpsです
総合商社――その「強さ」と、日本企業の「次」を探る(祥伝社新書) epubダウンロード - 内容紹介 最強のビジネスモデル 日本独自の業態として戦後復興期や高度成長期の日本経済を牽引、オイルショック・バブル崩壊・リーマンショックに衰微することなく、 諸外国の研究により育成された同業他社にも勝利した総合商社。本書は、その「強さ」に迫り、日本企業の「次」を探るものである。 具体的には、1970年代より問われている「総合商社とは何か」「なぜ日本にだけ存在するのか」を考察し、2000年代以降の「投資会社化」や「今後も存続するのか」「どこへ向かうか」を明らかにしていく。 総合商社が今世紀はじめに復活を遂げるにあたって行なった経営改革とビジネスモデルの変革は、多くの日本企業に〝気づき〟を与えるだろう。 <目次> 第1章 総合商社、近年の大変化 第2章 商社の歴史・戦前――総合化と投資活動 第3章 商社の歴史・戦後――総合商社の成立と展開 第4章 総合商社の特殊性 第5章 総合商社の「次」なる形 内容(「BOOK」データベースより) 日本独自の業態として戦後復興期や高度成長期の日本経済を牽引、オイルショック・バブル崩壊・リーマンショックに衰微することなく、諸外国の研究により育成された同業他社にも勝利した総合商社。本書は、その「強さ」に迫り、日本企業の「次」を探るものである。具体的には、一九七〇年代より問われている「総合商社とは何か」「なぜ日本にだけ存在するのか」を考察し、二〇〇〇年代以降の「投資会社化」や「今後も存続するのか」「どこへ向かうか」を明らかにしていく。総合商社が今世紀はじめに復活を遂げるにあたって行なった経営改革とビジネスモデルの変革は、多くの日本企業に“気づき”を与えるだろう。 著者について 田中隆之(たなか たかゆき) 専修大学経済学部教授、博士(経済学)。1957年、長野県生まれ。1981年、東京大学経済学部卒業、日本長期信用銀行入行。 同行調査部ニューヨーク駐在、市場企画部調査役、長銀総合研究所主任研究員、長銀証券投資戦略室長チーフエコノミストなどを経て、2001年より現職。 2012年より1年間、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院客員研究員。専門は日本経済論、財政金融政策。著書に『「失われた十五年」と金融政策』(日本経済新聞出版社)、 『金融危機にどう立ち向かうか』(ちくま新書)、『総合商社の研究』(東洋経済新報社)など。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 田中/隆之 専修大学経済学部教授、博士(経済学)。1957年、長野県生まれ。1981年、東京大学経済学部卒業、日本長期信用銀行入行。同行調査部ニューヨーク駐在、市場企画部調査役、長銀総合研究所主任研究員、長銀証券投資戦略室長チーフエコノミストなどを経て、2001年より現職。2012年より1年間、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院客員研究員。専門は日本経済論、財政金融政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カテゴリー: 本
以下は、総合商社――その「強さ」と、日本企業の「次」を探る(祥伝社新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
読みやすい、わかりやすい、説明が丁寧、が率直な読後感。十分な実証性を基礎に置きつつ、総合商社という日本固有の形態を通して、日本経済の未来を夢見る仕掛けができている。読者は、第一章にて現状を俯瞰した後、第二章、三章の戦前/戦後の歴史的考察(実証)を踏まえた上で、第五章、総合商社の「次」なる形、において、”流れるように”未来の姿へと誘われる。筆者は実に見事なStorytellerである。第五章にて展開される、何故総合商社が生き延びる事ができたか?という問い。筆者の指摘する理由のひとつ、「収益源を発見・実現する力」を有してきた、のなかで触れられている、「バリュー・チェーン」構築力は重要である。開発~販売までの広範な領域における付加価値をつける力であり、これを発展させると、川上から川下までトータルな視野をもつ循環型社会構築も可能となり、将に経済的価値と社会的価値を同時追及する、マイケル・ポーター提唱のCSVの具現化にもつながるものと期待する。強いて言わせてもらうと、総合商社の「次」なる形の具体例として、非資源分野のなかでも、医療/介護関連事業への可能性などにも言及されると、身近な問題として、更に読者の興味も増してこよう。既に病院経営などでアジアに進出している例も見聞するが、課題先進国たる日本が迎える超高齢化社会の大きな難問であり、人口問題にも密接にからむ。筆者の指摘する、「ニーズやシーズを発見・事業化する力」を有した事、特に事業化するノウハウを蓄積してきた事、が将に体現される分野の一つかと思う。本書で展開される「自己変革のDNA」を継承する限り、総合商社の行方に希望が持てると同時に、日本企業の将来のビジネスモデルを考えるヒントも提示してくれる良書である。先行した研究書である「総合商社の研究」を傍らに置きながら本書を読むことで、より一層深い理解が進むものと思われる。一読をおすすめする。
0コメント