鉄道ものがたり本無料ダウンロード

鉄道ものがたり

広田 尚敬 / Kindleストア

鉄道ものがたり本無料ダウンロード - 広田 尚敬による鉄道ものがたりはクレヴィス (2015/1/15)によって公開されました。 これには207ページが含まれており、Kindleストアというジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、3人の読者から4.1の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

鉄道ものがたり の詳細

この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、鉄道ものがたりの詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル : 鉄道ものがたり
作者 : 広田 尚敬
カテゴリーKindleストア
ファイル名 : 鉄道ものがたり.pdf
ファイルサイズ23.73 (現在のサーバー速度は18.43 Mbpsです
鉄道ものがたり本無料ダウンロード - 躍動感みなぎる列車、駅や車内の詩情あふれる人間物語。蒸気機関車から新幹線まで、時代の移り変わりを捉え続けている。鉄道を舞台に繰り広げられる、人々を惹きつけてやまないシーン、約220点を収載。※この電子書籍は、「固定レイアウト型」で配信されております。説明文の最後の「固定レイアウト型に関する注意事項」を必ずお読みください。時代とともに列車は走る――鉄道写真の第一人者、広田尚敬は日本の鉄道を60年以上にわたって見つめてきた。躍動感みなぎる列車、駅や車内の詩情あふれる人間物語。蒸気機関車から新幹線まで、時代の移り変わりを捉え続けている。鉄道を舞台に繰り広げられる、人々を惹きつけてやまないシーン、約220点を収載。●目次第1章 永遠の蒸気機関車たち第2章 蒸気機関車を追って 驀進 狩勝峠 夢幻 昭和34年北海道第3章 僕と鉄道 僕とローカル線 レールとともに 動止 我が友 4-4-0よんよんれい第4章 鉄道のくに 国鉄 私鉄特急 新幹線 蒸気機関車 再びあとがき あこがれの鉄道固定レイアウト型に関する注意事項(必ずお読みください)この電子書籍は、全ページ画像の「固定レイアウト型」で配信されております。以下の点にご注意し、購入前にプレビュー表示をご確認の上、ご購入ください。■使用できない機能・文字拡大(ピンチイン・ピンチアウトは可能ですが、画面におさまらない場合は画面をスワイプ)/文字のコピー/マーク/ハイライト/文字列検索/辞書の参照/Web検索/引用■推奨環境・タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末・Wi-Fiネットワーク経由でのダウンロード(Kindle端末の場合)
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鉄道ものがたりを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
鉄道写真家、広田尚敬(1935-)氏が、長年撮りためた数々の写真から、いくつかのテーマに即して作品を紹介してくれる「鉄道ものがたり」と題した一冊。カラー・白黒混合、全200ページ。私個人的には、先に入手した「昭和三十四年二月北海道」という写真集があまりにも素晴らしかったので、その捕逸編的な部分もある当冊子を追加購入させていただいた。そのテーマ性を示す目次は以下の通り。第1章永遠の蒸気機関車たち第2章蒸気機関車を追って(驀進狩勝峠夢幻昭和34年北海道)第3章僕と鉄道(僕とローカル線レールとともに動止我が友4-4-0)第4章鉄道のくに(国鉄私鉄特急新幹線蒸気機関車再び)あとがきあこがれの鉄道「昭和三十四年二月北海道」の捕逸編的部分、と書いたのは第2章の第4節「昭和34年北海道」。同じ機会に広田氏が撮影した貴重な写真から、重複がないように紹介されている。まず、当写真集の中で、私が心を打たれた写真を1枚紹介したい。27ページにある1973年12月20日に撮影された写真。その写真に人はいない。列車もいない。雪の夜の風景だ。真っ白な雪が、線路と小さなホーム、これを囲む林に、しんしんとに降り積もっている。ホームには、電燈が灯っていて、そのほのかなオレンジ色の灯りは、雪が反射する青白い光との間に、淡い境界線を描いている。なんて幻想的な世界だろう。その駅の名は東六線駅。北海道の剣淵町にある。国鉄時代に仮乗降場として宗谷線に開設された駅の一つだ。とても印象的な一枚だ。私は、瞬時にして、この静謐な世界に吸い込まれてしまった。こんな光景に出合うことが、本来の「旅」なのではないだろうか。広田氏の写真の美しさは、無類の情緒とロマンが漂う画面構成の力にある。東六線駅の写真も、少し手前に引くと、小さな待合室があることを私は知っているし、知らなくても、ネットで検索すればわかるのだ。けれども、このホームと線路の世界を抽出し、圧倒的な純度を獲得したのは、写真芸術ならではである。広田氏は、鉄道を愛する人が風景から感じる情緒を、写真に定着させる能力を持っているのだ。だから、一枚一枚の写真が、圧倒的な情感をもって、見るものに迫ってくるのである。以下、私の印象に残った写真をちょっと挙げてみよう。第1章・1969年に撮影された厚岸-糸魚沢C58。チライカリベツ川の美しい湿原が車窓に展開する私も大好きなところ。そこをC58が走る失われた風景は絶品。・室蘭線をすれ違う上り線と下り線のD51。石炭輸送にも力を発揮したD51が、複線区間をダイナミックに行き交う。・三笠駅の9600。無煙化の波が押し寄せる中、最後までSLが活躍した幌内線。特に、幼少の私が、父に連れられて見た9600(残念ながら記憶はないのだけれど、写真が残っている)だけに感慨深い。・名寄駅のC5550。C55が最後まで活躍した宗谷線。この機の最大の特徴である美しいスポーク動輪を収めた1973年12月の写真・金華-常紋間を走るD51444。私の父も蒸気機関車を撮影するため、石北線の常紋駅、金華駅はよく利用していた。そんな常紋駅は70年代のうちに廃止。残った金華駅も近く廃止になると言う。金華で乗り降りしたことのある私も寂しい。第2章・常磐線、広野-水戸間の蒸気機関車の力強い姿。・根室線の旧線、狩勝峠を越える往年の名勝、狩勝-新内間の雄大な景色を行くD51。1965年の写真。熱と煙で、機関士が命がけの仕事をしたところでもある。 ・昭和34年(1959年)の北海道訪問からは、寿都鉄道湯別駅の様子、函館線黒松内駅の馬橇、真谷地、大夕張、美流渡、角田といった石狩炭田を走る炭鉱鉄道、然別山を背景に疾走する北海道柘植鉄道の8622、根室柘植鉄道の銀竜号、厚床を起点としていた馬鉄風連線などいずれも貴重なものが紹介されている。第3章・若桜線で、鉄路を通学路として歩く生徒たち。線路を歩くことが出来た和やかな時代に思いを馳せる。・大雪が去った後の大畑線正津川駅。屋根に降り積もった雪の印象的なこと。大雪の後の空の美しさは北国に住むものが味わう特権だ。・名寄線、標津線といった今はなき路線たちの美しい風景。第4章・宗谷線、標津線、日高線の北海道ならではの自然を背景とした鉄道風景。特に新冠-節婦間の写真が掲載された日高線は、線路が長く海のすぐそばを走る抜群の車窓を持つ路線。現在(2015年11月)、高波被害で路盤が流出し、長期運休しているのが悲しい。日高線目当ての観光客も足が遠のいているに違いない。一日も早い復旧を願う。私も、復旧したら、さっそく乗りに行きたい。・3編成の気動車が出発を待つ全盛期の興部駅。名寄方面、紋別方面、雄武方面の3本だろう。このあたりは、私の父が、蒸気機関車撮影のため、何度も鉄道で訪れたところだ。・倶知安付近を走るC62重連による急行「ニセコ」。夜景に思える。急行「ニセコ」が倶知安付近を、夕刻に通過するダイヤだったかどうか、私は覚えていなかったので、この写真は逆に印象的だった。国鉄の象徴であるスワロー・エンジェルのエンブレムを付けたC622も、ニセコを牽いた。・宮古線田老駅付近。ネコと鉄道の風景はとてもしっくりいく。・旧式の国電たちの姿。当時の車両たちは、それはそれで味があった。・後藤寺線、筑前庄内-船尾で鉱業所の前を行く列車。鉱山と鉄路という往年の産業を象徴する一コマ。・1980年5月、佐賀線諸富-筑後若津間を行く急行「ちくご」。佐賀線は1987年に廃止となったが、筑後川昇開橋は重要文化財としていまも姿を残している。多くの貴重な文化遺産が取り壊されてしまった北海道の現状と比べるとうらやましい。ちなみに、いま現在、国内で使用されている可動式の鉄道橋梁は、四日市市にある末広橋梁のみであり、私は、先日、三重県までその橋を見物に行きました。以上、いろいろ書きましたが、あくまでほんの一部です。是非とも本書を買って、素晴らしい数々の写真を目にしていただくことをオススメします。

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